スーパーボウルウィークは、最高気温でもマイナス10度、最低気温がマイナス27度と過酷な予報となりました。スーパーボウル52のレポートになります。
2月1日(木) 日本出発、ミネアポリス入り
マイナス30度近い気温に関しては、経験がなく、15年ぐらい前のスノボーウエアに、ネックウォーマー、スノーブーツを完備しての出発になりました。
ミネアポリスはデルタの直行便があるため、そこは助かります。
木曜日ということもあり、まだそれほど空港は、スーパーボウル、スーパーボウルの雰囲気ではありませんでした。
寒さはどうか。
とりあえず、装備としては、ダウンジャケット2枚に、靴もスノーブーツにして外へ。
寒い、でも耐えられないほどではない、というところでした。
なんとかなるかも、というのが最初の寒さの印象でした。
ホテルへ向かいます。
スーパーボウル開催中は、ミネアポリスのダウンタウンの中はホテルに空きがありません。
エクスペディア等のホテルサイトでも見つけることはできないのがこのスーパーボウルウィークのホテル事情です。
今回は、セントポールを拠点としました。
セントポールであれば、グリーンラインが使え、ミネアポリスまで40分ほどでもいけます。
特にスーパーボウルウィークは、道の事情は読めません。
交通規制もありますし、事前リサーチをしたといっても、NFLのシーズンは2月ではないため、ミネアポリスの2月の交通事情もわかりませんので、車だけの選択肢ではなく、公共の交通機関も使える選択肢を残しました。
空港からホテルまでは、車で20分弱。
ミネアポリスの空港からセントポールに行くのと、ミネアポリスにいくのは車の場合はそれほど大差はないところでしょうか。
ホテルへチェックインし、その後、すぐ、ミネアポリスのダウンタウンへ。
グリーンラインでアクセスすると、ダウンタウンの途中にスタジアムを通ります。
そのため、それも楽しみにライトレールに乗りました。
ここ過去3回のうち、アリゾナは公共の交通機関がなかったのですが、サンフランシスコ、ヒューストンはともに、スタジアムの近くまでライトレールが走っていました。
サンフランシスコなどは、スタジアムの周辺を閉鎖して、最寄りの駅の1つ手前から、相当の警備をしていました。
ヒューストンは、もともと、アストロドームなどがあるエリアで、ライトレールの駅からも少し歩くため、最寄りの駅に到着しても、そのエリア自体を閉鎖していれば、中がどうなっている全く見えない環境でした。
ところが、今回は、金曜日までは、このライトレールでスタジアムの前まで普通に行け、スタジアムも相当近くのエリアまで行けるような感じで、あれ?過去と少し違うか、という印象を受けます。
ライトレールでダウンタウンへアクセスすると、「スーパーボウルライブ」から見てそのままスーパーボウルエクスペリエンスに参加するのが良いルートでした。
ニコレットモールという駅で降り、少し歩くと、なんか氷のオブジェが。
ここで記念撮影などするんですが、人が全然いない・・・
木曜日だから、これからということを差し引いても、過去の大会に比べるとあまりの少なさに驚きます。
寒いから、しょうがないのかな、ということを思いながら歩くことに。
何より驚いたのが、このスーパーボウルライブでセキュリティチェックがなかったことでしょうか。
過去の大会で何が大変だったかって、この無料イベントに人が殺到し、いちいちセキュリティチェックを行うので、入るのが大変だったわけです。
それがどういうわけか、木曜日の夕方はセキュリティチェックがない・・・
こちらとしては便利で助かりましたが、やや拍子抜けでした。
(よくわかりませんが、この後、エクスペリエンスの後、ターゲットセンターに行く時も歩いたのですが、その時は、一部のエリアでバッグのチェックを行っていました。ただ、厳密にではなく、とりあえず的な感じではありました)
そしてスーパーボウルライブを一通り歩き、スーパーボウルエクスペリエンスへ。
コンベンションセンターへ向かいます。
ここはしっかりセキュリティチェックを行いました。
中に入ると、「あれ?人が少ない」。
やっぱり人少ないです。
エクスペリエンスで最も人気があるのは、ロンバルディトロフィーと写真を撮るというものですが、過去の大会では、木曜日とて、1時間は並びました(金、土は2時間以上覚悟する必要があるイベントです)。
それが、20分ぐらいで行けそうじゃない、というぐらいの列。
快適に歩けるのでありがたいですが、まだイーグルスのファンもあまり見ないし、ペイトリオッツもいません。
これに関しては、木曜日はまだほとんどいなく、例外的だったのが49回のアリゾナのシアトルファンですので、まあしょうがないとしても、若干大丈夫か、と思うような木曜日の盛り上がりでした。
一通り、エクスペリエンスを周り、プロショップへ。
そして最もびっくりしたのが、カスタムジャージーのコーナーが消えてることです。
カスタムジャージーは、スーパーボウル進出のチームに好きな数字と自分の名前など入れてその場でオリジナルジャージーを作ってくれるものなのですが、良い記念になるため、いいなーと思っていました。
ところがない。
昨年、あまり人気がなかったのか・・・
さすがにペイトリオッツが出すぎて、作る人がいなくなっちゃったんですかね・・・
残念でした。
この後、ターゲットセンターでウルブズ対バックスだったため、ターゲットセンター目指して歩きます。
日が暮れてきて、さらに寒さが厳しくなって来ました。
ミネアポリスのダウンタウンは、スカイウォークという、ビルを通路でつなぎ、外に出なくても良いことになってはいるものの、せっかく来た街なら、スーパーボウルの街の雰囲気を感じながら歩きたいということで、とりあえず外を歩きます。
3時ぐらいは全然、人のいなかったスーパーボウルライブも午後6時ぐらいには多少、人も増え、やや活気づいていました。
さすがに平日の昼間は観光客も少なかったということでしょうかね。
それでも、いつものスーパーボウルよりは人は少ない木曜日でした。