メジャーリーグ伝統の一戦だけあって、試合は大変エキサイトした。松井秀喜選手を見に行くのではなく、あくまでメジャーを見に行くという気持ちで観戦したほうが、より雰囲気を楽しむことができ、また、それでこそ、その雰囲気の中でプレーしている松井選手の偉大さがわかるのではないか。
ヤンキースタジアムはマンハッタンのミッドタウンから地下鉄で20分ほど。地下鉄乗車は簡単。タクシーなどのように渋滞も無く、是非利用すべき。
ちなみに私はウエスティンNYタイムズスクエアに宿泊したが、このホテルはボストン・レッドソックスのニューヨーク滞在中の宿舎であるようだ。私は何とペドロ・マルチネスに出会い、サインと握手、さらに同じエレベーターに乗り、片言の英語で少しばかり話すこともできた。さらにシリングらにも出会った。ボストンファンの方は是非泊まりましょう。ちなみにホテルの下階には、ヤンキースのオフィシャルショップがある。
昼間にヤンキース戦を観戦した後は地下鉄でホテルに一度戻り、夜はNBAのプレーオフ、ニックス対ネッツ戦をマジソンスクエアガーデンで観戦した。ホテルからは歩いていった。熱狂度で言えば、野球よりバスケが上。どちらにしても、日本のスポーツより、ホーム&アウェイの観念が顕著。甲子園に巨人を迎える阪神ファン以上に、アメリカのホームチームのファンは敵チームに容赦なくブーイングを浴びせる。それが最もしびれた面だった。